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私たちが「ノースアイランドビール」に込めた想い
2025/12/17(Wed)

北海道の大地と向き合いながら、私たちは日々、本当においしいビールとは何かを考え続けています。
ノースアイランドビールは、単なる地ビールではありません。
一杯の中に、北海道の風土と、造り手の想いを込めた“表現”です。
すべてはカナダでの出会いから始まった

ノースアイランドビールの原点は2001年のカナダから始まります。そこで目にしたのは、日本とは全く違うビール文化でした。観光のためではなく、地元の人々が日常的に楽しむ“地域のビール”。
作り手と飲み手がつながり、暮らしの一部として根づいているその姿に、私たちは強く心を動かされました。
カナダでの修行時代、恩師から教わった「Beer is Art(ビールはアートだ)」という言葉。これが今でもノースアイランドビールの核になっています。最高のビールをつくるには、技術やデータはもちろんのこと、ブルワー自身の感性と情熱が不可欠。
ひとつの作品を生み出すように、原料の選定から発酵の管理、香りや口当たりの細部まで、すべての工程に造り手の情熱が込められています。
北海道・江別の地から
2003年に札幌でスタートしたブルワリーは、2009年に江別市へ移転しました。
石狩川のほとりという自然豊かな環境は、ビールづくりに理想的な場所です。
清らかな水、四季の変化、地域で育まれる小麦やホップ――。
北海道の恵みを活かしながら、土地と人が育む味を形にしています。

定番5種 ― それぞれの個性
初めてノースアイランドビールに触れる方に、ぜひ味わっていただきたい定番の5種類をご紹介します。
PILSNER(ピルスナー)
クラフトビール初心者にもおすすめの王道スタイル。ホップの華やかな香りとすっきりした後味で、北海道の澄んだ空気を思わせる爽やかな美味しさです。
BROWN ALE(ブラウンエール)
香ばしい麦芽の風味とホップの爽やかさが絶妙に調和。コクと香りがバランスよく重なり合い、芳醇でまろやかな味わいが広がります。
WEIZEN(ヴァイツェン)
地元江別の小麦「ハルユタカ」を使った、バナナのようなフルーティーな香りが特徴。苦味を抑えた柔らかな口当たりは、ビールの苦味が苦手な人でも美味しく味わえます。
I.P.A.(インディアペールエール)
柑橘系ホップの爽やかな香りと、ガツンとくる苦味がクセになります。ノースアイランドビールの看板商品のひとつ。
CORIANDER BLACK(コリアンダーブラック)
黒ビールの概念を変える革新的な一杯。ローストの深い味わいに、コリアンダーの爽やかな香りがプラス。真っ黒な見た目とは裏腹に、軽やな飲み易さが魅力です。
季節と個性が息づく限定ビール
定番に加えて、毎月数種類リリースする限定ビールも多くの方に愛されています。
季節の移ろいと日々のシーンに寄り添い生まれるこれらのビールは、それぞれが独自の物語を紡ぎます。
夏の「朝凪」は、風のない静かな朝の石狩川をイメージしたケルシュスタイル。冬の「シナモンエール」は、クリスマス気分を盛り上げてくれる心温まる一杯。また、地元のハスカップや収穫したばかりの生ホップで造るビールなど、北海道の四季の恵みを生かした限定醸造も行っています。
また、地元のデザイナーやアーティストによるラベルデザインも好評で、一本のボトルに「味」と「物語」の両方を込めています。

その場で出会う、特別な一杯

ノースアイランドビールをもっと深く楽しみたいなら、深く楽しめるおすすめの場所をご紹介します。
ビアバー ノースアイランド(札幌)
大通公園からも近いビルの10階にある、ビール好きの聖地。札幌の夜景を眺めながら、鹿の角のビアタップから注がれる樽生ビールを楽しめます。定番5種類に加えて季節限定も含め、最大12種類が飲める贅沢な空間です。
気に入ったビールがあれば、瓶ビールの販売もしていますので、お土産やご自宅用にお持ち帰りもできます。
江別工場の直売所
ビールが生まれる現場を感じながら、一番新鮮なビールを買えるスペシャルな場所。毎週土曜日と祝日の10時~17時に営業。タイミングが合えばぜひ足を運んでください。
地方発送も承っておりますので、その場でお好みのビールでギフトセットをつくって、贈り物や旅の思い出としてご利用ください。
私たちが届けたいもの
ノースアイランドビールは、私たちが誇りをもって北海道から発信するブランドです。
「Beer is Art」という理念を胸に、飲む人の心に残る一本を、真摯に、丁寧に造り続けています。
私たちが目指すのは、
北海道という土地と人の想いを伝えるビールです。
グラスを傾けたその瞬間、北海道の風景や思い出がふと蘇る――。
そんな特別な体験を、ノースアイランドビールを通してお届けできれば幸いです。




